AIに上手に聞くコツ|はじめてでも困らない話しかけ方
この記事の答え
AIには、短い一言でも話しかけられます。ただ、思った答えをもらうコツは3つ。①自分の状況を一言そえる、②何がほしいかをはっきり伝える、③合わなければ続けて直してもらう。人に頼みごとをするのと同じように話せば大丈夫です。
AIは「話しかける」だけで使える
ChatGPTなどのAIは、検索のように単語を並べなくても、ふだんの話し言葉で聞けます。むずかしい決まりも、特別な呪文もありません。
ただ、AIはこちらの状況を知りません。「何に困っていて、どうしてほしいのか」を伝えるほど、答えがぴったりになります。人に頼みごとをするときと同じです。
うまく聞く3つのコツ
- 自分の状況を一言そえる
「70代です」「料理は得意ではありません」「スマホはiPhoneです」など。相手に合わせた説明にしてもらえます。個人情報(名前・住所など)は入れなくて大丈夫です。
- ほしいものをはっきり伝える
「3つ教えて」「短く」「やさしい言葉で」「表にして」など、数や長さ、形を決めると、読みやすい答えになります。
- 合わなければ、続けて直してもらう
一度で完璧でなくて大丈夫です。「もう少し短く」「もっとていねいに」と続ければ、直してくれます。
ひとことで言うと「だれが・何のために・どんな形で」を伝える。迷ったら、親しい人に頼むつもりで話してみましょう。
そのまま使える例文
今日の料理を決めたいとき
× 「夕飯」
○ 「冷蔵庫に大根と鶏肉と卵があります。30分以内で作れる夕飯を3つ、作り方は短く教えてください。」
お礼状を書きたいとき
× 「お礼の手紙」
○ 「近所の方から梨をいただきました。お礼の手紙を、ていねいで短めに書いてください。」
おでかけの計画を立てたいとき
× 「栃木の観光」
○ 「車で日帰りします。歩くのは少しだけにしたいです。栃木県北部で、紅葉が楽しめる場所を3つ教えてください。」
スマホの困りごと
× 「スマホが変」
○ 「iPhoneで、文字が急に小さくなりました。元の大きさに戻す方法を、順番に教えてください。」
お店や場所の情報、日付、お金のことは、AIがまちがえることがあります。大事なことは公式の情報で確かめましょう。
答えが合わなかったときは
- むずかしいとき「もっとやさしい言葉で、小学生にも分かるように」
- 長すぎるとき「3行にまとめて」
- ちがう案がほしいとき「ほかの案を2つ出して」
- 意味が分からないとき「さっきの○○という言葉の意味を教えて」
安心してください何度聞いても、AIにあきれられたり、嫌がられたりすることはありません。気になることは、遠慮なく聞き直しましょう。
店主から
「何を聞けばいいか分からない」というのは、AIを使いはじめるときの、いちばん大きな壁だと思っています。でも、上手な聞き方のコツは、実は少しだけです。
おうちのデジタル係では、お使いのスマホを見ながら、暮らしの中の「聞いてみたいこと」を一緒に探して、話しかける練習をします。最初の一言から、気軽にご相談ください。
おうちのデジタル係 大嶋 健志
よくある質問
丁寧な言葉で話さないといけませんか?
ふだんの話し言葉で大丈夫です。ていねいな言葉でなくても、答えは変わりません。伝えたい内容をはっきりさせることのほうが大切です。
短い一言だけ聞いてもいいですか?
かまいません。ただ、状況や、ほしい形(3つ、短く、など)を一言そえると、ぐっと使いやすい答えになります。
AIの答えが長くて読みにくいときは?
「3行でまとめて」「大事なところだけ教えて」と続けてお願いすれば、短くしてくれます。


